[ ラ シャンブル & フラワーズ ]

梅雨も明け、毎日暑いですね…。

暑い＝お花のもちがよくない。

はい、ご自宅需要が減っています。

でもね、暑さが厳しい季節だからこそ、部屋に涼しげな花を飾って、心地よい空間を演出してみませんか？

例えば、つる性植物は丈夫で長持ちし、ハンギングや横に流すような飾り方で、爽やかな風が吹いているような空間を演出できます。

また、アセビ、ブルーベリーのような枝ものも長持ちする上に、花瓶に挿すだけで部屋の雰囲気を一気に涼しげにしてくれます。

このように、日持ちの良い花々を取り入れることで、部屋を涼しげに彩り、日常に潤いをもたらすことができます。

生活にお花を添えて、夏の暑さを心地よく乗り切りましょう。

名古屋を中心とした東海エリアの”大人向けの上質なライフスタイル”を提案する雑誌「大人の名古屋」。

毎号、洗練されたグルメ、ファッション、カルチャー、旅、アート、イベント情報などの上質な記事と写真を、本物志向の大人に響くテーマで深く掘り下げています。

この度、6月27日発売のvol.67に掲載されました。

子育て真っ只中だった30代の頃、ちょっとした隙間時間に珈琲を飲みながら「このホテル行ってみたいな～、ここのレストラン美味しそう～」とつぶやきながら読んでいた雑誌でした。

今年に入り出稿のお話をいただいた時は、費用対効果よりもこんなこと(開業)にチャレンジしたという証になると思いました。

これは大切な家族に伝えたいメッセージでもありました。

何か感じてくれたら、それだけでも十分価値があると思っています。

個人的なお話になりましたが、全国の書店で発売中です。

お花は三方よし 〜フローリスト・送り人・受け取り手の幸せの循環〜

「三方よし」は、近江商人の精神に由来する「売り手よし・買い手よし・世間よし」の考え方ですが、それを花にあてはめてみると...

1. フローリスト（作り手）よし

花を扱うフローリストは、日々自然と向き合い、色・香り・形を生かしながらアレンジメントを作ります。この創造的な仕事は、美しさを生み出すこと自体がセラピーにもなり、精神の安定をもたらします。また、送り人との会話の中で想像を膨らましながら作った作品が誰かの手に渡り喜ばれることは、大きなやりがいと誇りに繋がります。

2. 送り人（贈り手）よし

花を贈るという行為には、「祝福したい」「感謝を伝えたい」「慰めたい」「応援したい」などの愛や情が込められています。
花を選ぶ時間、相手を思う時間は、送り手の心にも優しさと充実感を与えます。

3. 受け取り手（贈られた人）よし

花を受け取った人は、その美しさ・香り・色彩に癒され、「自分が思われている」「大切にされている」と実感することで、幸福感や安心感を得ます。
さらに花を見ることでオキシトシン（愛情ホルモン）が分泌されるという科学的な裏付けがあります。

 花のもつ「パワー」とオキシトシンの関係

▸ オキシトシンとは？

オキシトシンは「愛情ホルモン」または「絆ホルモン」とも呼ばれ、人と人との信頼やつながり、安心感、ストレス軽減に関与するホルモンです。ハグや感謝、信頼などポジティブな交流によって分泌されます。

▸ 花がオキシトシンを増やす理由

自然の美しいものに触れること（特に花や緑）で人の心は癒され、オキシトシンの分泌が促進されることがわかっています。
また、視覚・嗅覚・感情が同時に刺激される「五感への働きかけ」がポイントです。

• 視覚：色彩の美しさ（特にピンク・黄色・緑は心を落ち着かせる）

• 嗅覚：花の香りがリラックス効果をもたらす（アロマテラピー的作用）

• 感情：贈り物としての「想い」が心をあたためる

 お花は幸せの循環

花は言葉を超えた「感情の贈り物」です。
言葉では伝えきれない想いも、花なら自然に、優しく、深く届くことがあります。

その意味で、「花は三方よし」という言葉は本質を突いた真理だといえるでしょう。

６月のお休みは下記のとおりです。

２日(月)、３日(火)

９日(月)、１０日(火)

１６日(月)、１７日(火)

２３日(月)、２４日(火)

28日(土)

なお、１５日(日)の父の日と２７日(金)の両日は午前営業9：00-12：00です。

よろしくお願いいたします。