こんにちは。

今日は私が市場でお花をセレクトする基準についてお話をしたいと思います。

市場では約２時間ほど滞在します。仕入れは毎回とてもワクワクしますが至って真剣です。

30店程の仲卸市場にはそれぞれ個性豊かなあらゆる品種のお花たちがずらりと並んでいます。

その中で私の心を惹きつけるお花は、婀娜(あだ)っぽい…艶っぽいお花です。

それは色だったり、フォルムだったり、お花が持つ表情だったり…。

そんな基準でセレクトしているので、他のお店とはちょっと違ったお花が多いかなと思います。

ただ、お店を始めてみてなんとなくお客様の傾向というか、需要がわかってきました。

当店の近くには和モダンをコンセプトにした素敵なお花屋さんがあります。

他にも数店舗あります。

なので菊(マム)を中心とした和のテイストは仕入れないつもりでした。

しかし実際はお供えのオーダーが意外と多く、仕入れないわけにいかなくなりました。

だったら、マムも定番ではなく艶っぽく美しいものを仕入れたい。

セレクトの基準も拘りも、需要によって変えていくことが大切ですね。

因みに当店は「パリスタイルですか？」とたまに言われますが、

「唯一無二スタイルです」笑